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takakocheの日記

2017年1月。成田→イスタンブール→スコピエのフライトで最終到着地まで80時間拘束されました。その恐ろしい事実を公開。

【1日目】フライトマップの行き先が変わる

チェックイン


成田空港22:20発のフライトに向けてチェックイン。

ところがカウンターで衝撃の事実。

「あなたの乗り継ぎ便はキャンセルされたので、次の便に自動で振り替えられました」
「何時間空港で待つ事になるんですか」
「14時間です。嫌なら返金もできます」
(乗り継ぎ便だけ返金してもなぁ。。成田発の便も一緒に返金してくれれば良いけど)「周辺の国に到着するのでもいいので、Sofia行きとかないですか?」
「この20時のフライトがターキッシュエアラインズが交換便として提示したものなので、他のフライトに変える事はできません。このフライトに乗るか、返金か、どちらかです」
「(えー。。)じゃあ、乗ります」

 

土曜日の朝着だったのが土曜日の夜着で週末が1日潰れます。
ただでさえ治安の悪いイスタンブールに長居したくないので落胆しましたが、その後それどころの話じゃなくなっていきます。


飛行中・・フライトマップが?!

成田からイスタンブールは13時間半のフライトと長時間。ところがなぜか映画が観れませんでした。私の席の故障かと思ったら全員同じ。

それだけでも衝撃ですが、

映画が見れないので、唯一観れるフライトマップだけをただ眺めてすごしていると、到着1時間前にフライトマップが変わったんです。

サムソンという名の場所が到着地になっています。現場はザワザワしはじめ、隣に座っていた日本人の若い男性、後ろに座っていた日本人のご夫婦、前に座っていたスイス人親子と仲良くなります。そしてこの先最後まで旅を共にすることに。

トルコ人の客室乗務員に聞くと
「大雪の影響でイスタンブールには到着できなくなった。他の場所に到着する。」
「え、でもその後の乗り継ぎ便はどうなるんですか?」
「さぁ。雪が止み次第じゃない?」

 

でたでたヨーロッパ人のゆるさ・・。

雪なら仕方ないので身を委ねるしかありません。
そうこうしてたら、フライトマップの到着地がまた変わりました。こんどはアンタリアと言う場所を指しています。

そして、大した説明も無いままアンタリアに到着。

 

 

到着時は何の説明もなく、朝5時に雪の降る空港に降り立ち、正規のルートではない非常階段を上って建物に入らされました。

非常階段の先は、出国ゲート。

出国ゲートに放り出された乗客たち。私たちを案内する人はゼロ。

乗客は全員「??!!!」という状態。

 

とにかく情報を得るしかないので、手当たり次第係員に聞きます。すると 'Call to 2215' と言われます。電話持ってないよ?と思ったら壁に掛けてある子機からかけるらしく、そこからかけます。でも電話口の人も状況を理解できていないので会話になりません。

 

みなテンパっていますが、「Are you supposed to go to Istanbul?」「Yes Yes」と仲間を探しては、得た情報を交換し合います。

スイス人女性が入手した情報「ゲート213に行ってみろと言われました。そこがダメなら214に行ってみろ、だそう」というものに乗っかって何人かと共に進みます。
このパニック状態ではマジで英語ができないと死亡でした。外国人はみな連れとは母国語で話しながら、情報共有時はみな英語を使います。生きるために必要なのが世界共通語だわと思う瞬間。

 

213は何もないので214に行くと、やっと話せるターキッシュエアラインズの係員がいました。その人は「イスタンブール行きの便に乗ってた人は私にパスポート渡して!」と叫んでいます。どういうこと?と聞いてもまともな返答は無く、言われるままにパスポートを渡します。

 

人が詰め寄る中でその人たちはパスポートにスタンプのようなものをして、1人ずつ呼んでパスポートを返します。パスポートを返されたら214ゲートのドアから外に放り出されます。
この時、transit用の滞在ビザを押していたことが後から分かりました。


人の波にのって歩き進み、パスポートコントロールに着き、トルコへの入国スタンプが押されます。
それから荷物のピックアップですが、そこが地獄絵図。
すでに大量の荷物が山積みになっています。

 

数時間待って、途中でホテルの予約がカウンターでできると言う情報がまた口コミで入り、カウンターに行きます。
人ごみですが、もはや横入りにまけないように横入りをするしかありません。
横入りをして、ホテルの部屋をゲットします。


この時、ホテルの部屋を取るスタッフに航空券を渡さないといけないんですが、彼女が私の航空券を無くしまして。

「You should have that! Stand up!!」などとまくしたててみるものの「I don't know」と言うばかりで頭の血管がキレしました。

スイス人女性になだめられ、まあもうキャンセルされてるんだからいいか。。とすごすごその場を後にします。

 

ちなみにアンタリア空港、Wi-Fiがありません。

ローミングでもなんでもいいからインターネットに繋がろうとしますが、みんながやってるからか繋がりません。

ネットワークがない中で指示する人もいない。この環境、結構怖いです。

 

 

それから2時間ほど待ってようやく荷物を発見。

空港から出て、ホテルのバスらしきものを見つけ、乗り込み、ホテルに到着。

その時は11時頃。アンタリアの空港に着いてから6時間ほど経っていました。

ホテルで他の日本人と出会い結束を固めます。

 

みなさんと情報交換する中で、どうやらその日、

イスタンブールに到着する400便のフライトがキャンセルになったことがわかりました。

私たちはアンタリアに飛ばされましたが、他の空港に飛ばされたフライトもたくさんあったみたい。

 

ホテルのロビーは人・人・人。みんなロビーにある無料Wi-Fiに接続するのでここでもWi-Fiが全然繋がりません。

外に出て、SIMを買うことができたのがラッキーでした。

 

別のフライトを自費で買うことも考えましたが、結局スコピエに行くのはイスタンブール経由。

イスタンブールが混乱している以上、下手に動くのも得策ではないなと思い、

「まー、ホテルの部屋があるだけましか。。落ち着くまでここで待とう」と腹をくくって眠りにつきます。

 

(つづく)